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博多どんたく港まつり 博多を感じる春の祭典! 1日目レポート

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博多の街が熱気と笑顔であふれるゴールデンウィークの真っ最中の5月3日、令和7年「博多どんたく港まつり」の1日目に行ってきました!

福岡を代表する伝統行事であるこのお祭りは、毎年ゴールデンウィーク期間中の2日間、街全体が祝祭モードに包まれる一大イベントです。

今回はパレードを中心に、この活気あふれる博多どんたくの魅力をお伝えします。

博多どんたく港まつりとは?

博多どんたく港まつりは、約830年の歴史を持つ「博多松囃子」を起源とする福岡市最大の祭りです。

「どんたく」とはオランダ語の「Zondag(日曜日)」が語源で、休日を意味することから「休日を楽しむ祭り」という意味合いを持っています。

毎年5月3日・4日に開催され、福岡市内の様々な会場で多彩な催しが行われます。

なかでも、メインストリートである明治通りで繰り広げられる「どんたく隊」のパレードは圧巻の一言に尽きます。

これ、ホントです。

今年も200万人を超える人出が予想される中、私は1日目のパレードを体験してきました。

 

でも、福岡に住んでいる人の中で、「博多どんたく」に行ったことの無い方は多いです。

ゴールデンウィーク中ということもあありますし、「面白くない」と言われる方が多いのも事実です。

しかし、福岡市で開催される大規模なお祭り「博多どんたく港まつり」を一度は体験してほしいと思います。

パレード:博多の活力が爆発する街角ステージ

土居町付近のパレードスタート地点に到着すると、すでに沿道には多くの見物客が集まっていました。

朝から晴天に恵まれ、祭りにはうってつけの陽気の中、私もわくわくした気持ちで観覧場所を確保。

パレードが始まると、まず「博多しょんがね」掛け声が聞こえてきました。

続いて、様々な団体による多彩な「どんたく隊」が次々と登場します。

 

「博多どんたく港まつり」を主催する「福岡商工会議所」のどんたく隊

明日の「祭りばやし」を担当してくださる団体かも。

「マイナビ ツール・ド・九州2025」は自転車と一緒に参加されていたかと思ったら、サイクルカーゴバスまで参加。

200名を超える大規模グループから数十人の小さな団体まで、実に多様な参加者たちが、それぞれの個性を生かした演舞や音楽、衣装で観客を魅了していきます。

ある団体はロボットまでパレードに参加していました。

暑くないからいいけど、これから1.2kmをパレードするゆるキャラもいました。

企業や学校、町内会、ダンスチーム、伝統芸能保存会など、参加団体はジャンルも規模も実に多彩です。

龍踊も来てました。

毎年、元気な踊りを披露してくれる「粕屋町」のどんたく隊。

粕屋町ってどんなとこ?と気になってしまいます。

昔は大きな旗もあったように記憶していますが、担い手がいないのでしょうか。

私が特に印象に残ったのは、地元の小学生以上の子供たちによる元気いっぱいのダンスチーム。

毎年参加のこのチームも、人数が多くなりました。

企業も積極的に参加されています。

いつもカラフルな衣装の会社さんです。

「日向ひょっとこ踊り博多愛好会」は愛嬌のある踊りで楽しませてくれましたが、なにせ一歩がちいさいもので、司会の方に早く進むよう促されていました。

世代を超えて受け継がれる博多の祭り文化を感じる瞬間でした。

「琉球國祭り太鼓」は迫力ある太鼓の音が体に響きました。

参加するのに、年齢は関係ないようです。

ご本人が楽しまれている姿が、私も楽しい。

最後は華やかなベリーダンス教室(Scheherazade)の皆さまでした。

初めて訪れた方でも、すぐに祭りの一員になれる、そんな包容力を感じました。

体験した感想

私は今回、パレードスタート地点近くで最初から最後まで立ち尽くして見ていましたが、約5時間にわたるパレードがあっという間に感じられるほど魅了されました。

例年は2日目のパレードを見ることが多かったため、今回はちょっとした冒険でしたが、1日目ならではの熱気と躍動感がありました。

参加者たちの表情からは、「祭りが始まった!」という高揚感が伝わってきます。

特に印象的だったのは、パレードに参加する方々と観客との一体感。

単なる「見せる側」と「見る側」という区別ではなく、沿道から声援や手拍子が送られ、時には観客も一緒に踊り出すという光景が随所で見られました。

また、団体ごとに異なる衣装や演出、音楽が次々と変わっていくため、長時間見ていても飽きることがありません。

伝統的な和装グループから、現代的なダンスチーム、ユニークな仮装集団まで、バラエティ豊かな参加者に目を奪われました。

2日目のフィナーレを飾る「どんたく総踊り」は見られませんでしたが、それぞれの団体が趣向を凝らした様々な踊りを目にすることができ、それだけでも十分な満足感がありました。

価格とコストパフォーマンス

博多どんたく港まつりの最大の魅力の一つは、基本的に無料で楽しめることです。

パレードの観覧はもちろん無料で、沿道のどこからでも自由に見ることができます。

ただし、特別観覧席(有料席)も用意されており、長時間の観覧でも座って快適に過ごしたい方や、小さなお子様連れの方には便利な選択肢となっています。

私は今回、一般の沿道で立ち見でしたが、パレードスタート地点付近だったため、各団体の紹介が聞こえて、スタートしたばかりの勢いのある演技を間近で見ることができ、立ち見でも十分に価値ある体験でした。

飲食に関しては、祭り期間中、周辺には多くの露店が出店しており、博多の名物グルメを手軽に楽しむことができます。

屋台の料理は概ね500円〜1,500円程度で、地元の味を気軽に楽しめるコストパフォーマンスの良さも魅力です。

感想

博多どんたく港まつりは、老若男女問わず楽しめる祭りで、特に祭り好きの方には絶対におすすめしたいイベントです。

家族連れはもちろん、カップルや友人同士、一人旅の方まで、誰もが博多の熱気と活力を体感できる絶好の機会です。

初めて訪れる方には、私のように比較的混雑が少ない1日目がおすすめかもしれません。

ただし、2日目のフィナーレである「どんたく総踊り」を見たい方は、忘れずに2日目の予定を立てましょう。

下記のYoTubeは昨年の総踊りです。

また、天神や博多駅周辺など、市内各所に設置された「演舞台」でも様々な催しが行われているので、パレードだけでなく、それらも含めて1日かけて回るのも良いでしょう。

私は間違いなく来年も訪れたいと思います。

次回は2日目も含めた2日間通しで楽しみ、より深く博多どんたく港まつりの魅力を堪能したいと思っています。

祭り情報まとめ

・郵便番号:810-0001
・住所:福岡県福岡市中央区天神1丁目10-1(福岡商工会議所内 博多どんたく港まつり振興会)
・連絡先:092-441-1170(博多どんたく港まつり振興会事務局)
・開催時間:5月3日・4日の9:00〜21:00頃(パレードは午後)
・定休日:年に2日間のみの開催(5月3日・4日)
・特徴:約830年の歴史を持つ伝統的な祭りで、福岡市最大の市民参加型イベント。
 約3万人が参加するパレードと各所での演舞が魅力。
・ターゲット層:年齢・性別を問わず、観光客から地元住民まで幅広く楽しめる
・おススメポイント:無料で楽しめる巨大パレード、市内各所の演舞台での催し、地元グルメが楽しめる露店、伝統と現代が融合した多彩な演出
・公式サイト:https://www.dontaku.fukunet.or.jp/
・SNS情報:公式Twitter(@hakatadontaku)、Instagram(@hakatadontaku_official)
・注意点:ゴールデンウィーク期間中のため宿泊施設は早めの予約が必須。
パレード観覧は混雑するため、場所取りは早めに。日差しが強い場合が多いので、帽子や日焼け止め、水分補給の準備をお忘れなく。
公共交通機関の利用がおすすめ(駐車場は非常に混雑します)。

博多どんたくは単なるお祭りではなく、博多の人々の誇りと結束を感じられる素晴らしいイベントです。

この春の風物詩を一度体験すれば、きっとあなたも博多の魅力の虜になることでしょう。

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