今回も長崎の稲佐山中腹にある「大江戸温泉物語 長崎ホテル清風」を訪れてきました。
平日の宿泊費を抑えるために、あえて平日を選んでの訪問です。
高速道路の休日割引が適用されないため、下道を使っての旅路となりましたが、そのおかげで普段は立ち寄らない素敵な場所との出会いもありました。
何度訪れても、このホテルの魅力は変わることがありません。
客室から眺める長崎港の景色、そして世界新三大夜景に認定された美しい夜景は、まさに息を呑む美しさです。
長崎ホテル清風の詳細は下記のホテル記事をご覧ください。
下道ドライブで発見した立ち寄りスポット
今回は平日訪問によるコスト削減のため、高速道路を避けて一般道での旅を選択しました。
その結果、20年ぶりに祐徳稲荷神社を訪れることができました。
祐徳稲荷神社での参拝体験
佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社は、伏見稲荷大社、笠間稲荷神社とともに日本三大稲荷の一つに数えられ、年間300万人が参詣する名社です。

約20年ぶりの再訪でしたが、参拝用の階段を上り本殿でお参りした後、奥の院まで足を延ばしました。

短距離とはいえ多くの階段を上るのは良い運動になり、汗をかきながらも充実感を味わえました。
奥の院横の休憩所からの有明海の景色は素晴らしく、参拝の疲れを癒してくれる絶景でした。

参道では名物のきつねうどんといなりずしをいただき、旅の楽しさをより一層感じることができました。
大村のアトリウム琴花園
続いて大村市のアトリウム琴花園を訪問しました。
こちらは花苗・野菜苗・観葉植物など豊富な品揃えで知られる園芸店です。
しかも値段が安い!
店内には色とりどりの花々が並び、見ているだけでも心が和みます。
豊富な種類が圧倒的でした。
今回はバジルとオジギソウを購入し、長崎への道のりを続けました。
大江戸温泉物語 長崎ホテル清風の詳細情報

今回のお部屋はスーペリア和洋室ツイン7.5畳というお部屋で、ツインベッドの部屋の奥に和室がありました。

お部屋は十分広く、窓側の和室の部屋は景色を見ながらゆっくりと過ごすのには最適でした。

ホテルに到着後、まずは自慢の温泉を楽しみました。
私は11階の展望露天風呂へ、妻は3階の大浴場へと向かいます。
展望露天風呂は「インフィニティ風呂」として設計されており、温泉と長崎の街が繋がっているような錯覚を覚える演出が施されています。
夕食は19時少し前にレストランへ向かいました。
念願の窓際席を確保でき、長崎の夜景を眺めながらのディナータイムは格別です。
バイキング形式の夕食では、長崎名物のレモンステーキや和洋中のお料理がありグルメも堪能できました。

お腹がパンパンになるまで食べた後、部屋に戻って少し休憩してから、再び温泉へ向かいました。
部屋に戻ってからは電気を消し、窓から見える夜景をゆっくりと楽しみます。

光の筋をたどりながら、「あそこは住宅街」「あのあたりが長崎駅」「中華街はこのあたり」などと推測するのは、時間を忘れる癒しのひとときです。
翌朝は5時過ぎには空が明るくなり、山からの朝日が部屋を照らしました。
7時過ぎには再び展望露天風呂へ向かい、今度は誰もいない貸切状態で温泉を満喫しました。
朝食も昨夜と同じレストランでのバイキングです。
前夜の豪華な夕食がまだお腹に残っているような感覚で、それほど多くは食べられませんでしたが、朝の景色を眺めながらの食事は清々しいものでした。
世界新三大夜景を堪能できる絶景ホテル
大江戸温泉物語 長崎ホテル清風は、2017年4月29日に大江戸温泉物語グループとしてリニューアルオープンした温泉ホテルです。

1931年創業の歴史ある「長崎ホテル清風(旧清風荘)」を大江戸温泉物語が引き継ぎ、大規模なリニューアル工事を行って生まれ変わりました。
稲佐山の中腹という立地を活かし、全客室・ロビー・フロント・大浴場から世界新三大夜景に選ばれた長崎の夜景を楽しむことができます。
特に注目すべきは最上階11階の展望露天風呂で、長崎湾につながるインフィニティ風呂として設計されており、まるで天空に浮かんでいるような感覚を味わえます。
もちろん夜景だけでなく、昼間も絶景です。
展望風呂と客室からの眺望体験
今回の滞在で最も印象的だったのは、やはり展望風呂からの絶景でした。
11階の屋上露天風呂は270度のパノラマビューが広がり、長崎市街地や長崎湾を眼下に望む開放感は格別です。
夜は煌めく夜景を、朝は朝日に染まる街並みを湯船に浸かりながら堪能できる贅沢さは、他では味わえない特別な体験でした。
ただし、夜間は女性専用となってしまいますので、男性は夜景を見ながらの展望風呂は3階のお風呂で楽しみます。
3階の大浴場も十分に素晴らしく、露天風呂から見える夜景がより一層美しく映えます。
男女の時間交代制となっているため、夫婦それぞれが異なる時間帯に温泉を楽しむことができました。
客室からの景色も期待を裏切りません。
部屋の電気を消して夜景を眺めていると、街の構造を把握する楽しみもあり、時間を忘れて見入ってしまいました。
バイキング料理の満足度
夕食・朝食ともにバイキング形式で提供されるお料理は、大江戸温泉物語らしい充実した内容でした。
レストランには窓際の席があり、夜景を眺めながらの食事は特別な雰囲気を演出してくれます。
ライブキッチンでは焼きたてのレモンステーキや揚げたての天ぷらなどが提供され、トルコライスなどなど地元らしいメニューも楽しめます。
バイキングの種類も豊富で、和洋中のメニューが揃っているため、どの世代でも満足できる内容となっています。
ガーデンカルチャー幸田
翌日は、朝一番にアミュプラザ長崎で買い物をして、長崎市内のガーデンカルチャー幸田さんに行ってきました。
職場用の花とガーデニング用品を購入し、旅の楽しみとして持ち帰ることができました。
園芸愛好家には魅力的な品揃えで、旅先でこうした専門店に出会えるのも下道ドライブの醍醐味です。
唐津バーガーのグルメ体験

帰路では唐津市の「うまかもん市場」で唐津バーガーを食べました。

佐賀のB級グルメとして知られる唐津バーガーは、バンズの硬さに最初は驚きましたが、照り焼きソースとの絶妙なバランスが印象的でした。

期待以上の美味しさで、地元グルメの魅力を再発見できた貴重な体験となりました。
今回の旅行の価格とコストパフォーマンス
平日料金を利用することで、通常よりもお得に宿泊できました。
世界新三大夜景を客室や展望風呂から楽しめ、充実したバイキング料理、稲佐山温泉での癒しの時間を考えると、非常にコストパフォーマンスの高い宿泊でした。
特に夜景の美しさと展望風呂の開放感は、料金以上の価値があると感じます。
平日に訪れることで混雑も避けられ、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
高速道路を使わない下道での移動は時間がかかりましたが、その分高速道路代の節約にもなり、何より普段は立ち寄らない場所での新たな発見があったのは予想外の収穫でした。
総合評価と感想
大江戸温泉物語 長崎ホテル清風は、長崎の夜景を存分に楽しみたい方には間違いなくおすすめできるホテルです。
昨年から3回目の訪問ということで、私たちの満足度も高いです。
特に夫婦やカップルでの宿泊には最適で、夜景を眺めながらの特別な時間を過ごすことができます。
また、下道でのアクセスにより偶然出会えた立ち寄りスポットも旅の思い出を豊かにしてくれました。
次回も必ず訪れたいと思える、心に残る滞在となりました。
特に展望風呂からの朝の景色は格別で、早起きしてでも体験する価値があります。
大江戸温泉物語 長崎ホテル清風 店舗情報まとめ
郵便番号: 〒851-2121
住所: 長崎県長崎市大鳥町523
連絡先: 095-861-8181
営業時間: チェックイン15:00〜19:30 / チェックアウト〜11:00
定休日: 年中無休
特徴: 世界新三大夜景を全客室・展望風呂から楽しめる絶景温泉ホテル。最上階11階のインフィニティ露天風呂は270度パノラマビューで長崎湾を一望。稲佐山温泉と充実のバイキング料理も魅力。
ターゲット層: 夫婦・カップル・家族連れ・夜景愛好家
おすすめポイント:
- 展望露天風呂からの絶景
- 客室からの夜景鑑賞
- 充実したバイキング料理
- 長崎駅からの送迎バス(要予約)
公式サイト: https://www.jalan.net/yad393256/
注意点:
- 温泉は男女時間交代制
- 駐車場は本館の下、約100mと約800m離れた場所にもあり(無料・運転手送迎あり)
- 窓際席は人気のため早めの来店推奨
- 平日宿泊がお得でおすすめ
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